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HSPが仕事を辞めたいと思ったときに知っておきたい対処法

2023-10-24

オフィスワークはHSPにとって刺激が多く負担になりやすい環境なので、HSPの人には「会社に行くのが辛い」「仕事を辞めたい」など、悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、HPSが「仕事を辞めたい」と思った時に知っておきたいことを紹介します。

仕事を辞めたいなら、辞めることを真剣に考えてみる

HSP会社員などのオフィスワークをしていて「仕事を辞めたい」と思っているなら、実際に辞めることを視野に入れて今後のことを考えるのがおすすめです。

仕事を辞めるという選択肢を真剣に考えることで、「無理してつらいことを続けなくてもいい」と自分に許可を出すことになるので気持ちが楽になります。

他にも、仕事を辞めることを視野に入れて検討したほうがよい理由として、次の4つが挙げられます。

仕事を辞めることを検討するべき理由

  • HSPには雇われる働き方は向いていない
  • もっと自分を活かせる仕事や働き方がある

次の項目で、詳しく見ていきます。

HSPには雇われる働き方は向いていない

オフィスワークのように、組織に雇われて、大勢の人と一緒に仕事をする働き方は本来HSPには向いていません。

HSPは雇われの仕事を辞めたほうが幸せでいられます

HSPは、会社勤めをしていると、一般の人が気に留めないようなことにも反応してしまうことが多いです。

たとえば、以下のようなことです。

HSPが仕事環境で気にしがちなこと

  • ボリュームの大きな声での会話、突発的な音などが気になってしまい集中力が妨げられる
  • 上司や同僚の言葉の片鱗、表情の変化から相手の感情を読み取ってあれこれと気にしてしまう
  • 自分とは関係ないことにも責任を感じて罪悪感を抱いてしまう
  • 他人が近くにいるだけで気になって注意力が散漫になる
  • 職場での行動を管理・監視されていることにストレスや抵抗を感じる
  • ランチや休憩中の同僚との意味のない雑談が苦手だし苦痛
  • 環境に合わせようと努めても場に馴染めない
  • 仕事が終わって家に帰るとぐったりしている
  • 休日も休息を取るだけで終わってしまう

上記の項目に思い当たる人は多いのではないでしょうか?

HSPは一般の外交的な人と比べ刺激を受け取りやすく共感力が高いので、他人との境界が曖昧になってしまい、不必要に疲れてしまうことが多いです。

そのことで落ち込むこともあるかもしれません。

ただ、それは自分の能力が低いわけではなくて環境が合わないだけのことです。なので、それを理解して、自分らしい働き方や仕事をするために建設的に行動することが大切です。

無理して組織で働いて疲労を溜めるよりも、HSPの強みや能力を活かせる働き方を選ぶことがもっとも大切です。

もっと自分を活かせる仕事や働き方がある

HSPには、オフィスワーク以外にも、自分の能力や気質を活かせる仕事や働き方があります。

HSPは一般的な人たちと異なる気質をもっていますが、「人と違う」ことを言い換えると「他の人たちとは違ったやり方や方向性で自分の能力を活かせる」ということです。

HSPの感受性の豊かさや想像力、問題解決力など、HSPだからこその強みに視点を向けましょう。

自分の得意なこと、好きなことを活かしてフリーランスや個人事業主として働けば、自分の能力で世の中に貢献できます。

フリーランスなら、好きな場所・好きな時に働けるので、オフィスワークのような負担が掛かりません。

「仕事が辛い」などと思わずに、毎日充実して過ごすことができます。

そうやって自分を大事にしていれば、人生のあらゆることが良い方向に進み始めるでしょう。

仕事を辞めたいけど無理だと思っているときの対処法

仕事を辞めたいと思っていても、「辞めるのが怖い」「雇われない働き方なんて無理」と思うこともあるかもしれません。

そんなときには、次のことを実践してみましょう。

上記の項目について、詳しく見ていきます。

仕事を辞められない原因を知る

もし仕事を辞めることに不安があって、踏み出せないという場合は、何がネックになっているのかを見極めましょう。

仕事を辞められない主な原因

  • 生活費の心配
  • 周囲に迷惑を掛けるかもしれない罪悪感
  • 上司に退職を言い出しづらい
  • 別の仕事が見つかるかどうか不安
  • やりたいことはあるけど自分にできる自信がない

上記の項目のうち、どれか一つが該当する、もしくは複数当てはまることもあるでしょう。

おそらくどれか一つというよりも、複数の不安や心配が重なって身動きが取れないケースが多いのではないでしょうか。

そうすると簡単に諦めたくなってきてしまうかもしれませんが、弱気にならず、問題を小さく分解してできることから対処していくと良いです。

自分が何に不安を抱いているのかわかりにくいときには、紙などに今思っていることや今の気持ちなどをありのままに書き出してみるのが効果的です。

雇われない仕事は実現できると知る

HSPにとって働きやすい、雇われない働き方をする方法はあります。

最近では副業のマッチングサイトが多数登場しているほか、ブログやSNSなどで稼ぐことも可能です。

デザインやプログラミング、ライティングなどのスキルがあればフリーランスとして働けますし、HSPの性質に合った働き方や生き方を見つける方法はいくつもあります。

といっても、そのような働き方を短期間で実現するのは難しいかもしれません。

ただ、すぐに会社を辞めなくても、まずは副業から取り組み副収入を得ながら、様子を見て働き方を変えていくことは可能です。

まずは「雇われない働き方は実現できる」ことを理解して、自分の得意や好きなことを活かせる理想の仕事は何かを探してみましょう。

やりたいことに向けて行動に移す

雇われない働き方をする方法を知り、実際に実現したいと思ったら、そのために少しずつ行動してみましょう。

具体的に目標や計画を立てて、その目標に向かって小さなことから始めてみるのです。

すぐにできる小さなことはたくさんあります。

すぐにできることの例

  • 自分の得意や好きなことは何か考えてみる
  • 自分の得意や好きなことからどんな仕事ができるのかを考えてみる
  • やりたいことがあるならそのためのスキルを身につける
  • 会社を辞めてもやっていけるように貯金をする
  • フリーランスとして活動したいなら、クラウドソーシングなどでどんな案件があるのか見てみる
  • まずは副業として小さく始めてみる

上記のようなことをやっていくと、少しずつ自分の理想の仕事が具体的になっていきます。

すぐにはやりたいことが見つからなかったとしても、行動していくうちに見えてくるようになりますし、できることから行動に移すことで今後の不安も軽減できます。

まずはできることから始めてみてください。

まとめ

この記事のポイント

  • HSPは雇われの仕事を辞めたほうが幸せになれる
  • HSPにはHSPのよさを活かせる仕事や働き方がある
  • 仕事を辞めたいけど行動できないときはその原因を知る
  • 今できる小さなことから行動に移してみる

HSPは仕事を辞めたいと思った時には、その気持ちを受け入れて、実際に辞めることを視野に入れて検討しましょう。

「すぐに辞めるのが難しい」「辞めるのが怖い」というケースも多いと思いますが、合わない環境で働くのをやめなければ、悩みが解消しないままです。

今できる簡単なことから始めて、自分らしい働き方や仕事を実現していきましょう。

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