HSP気質の人は、「正社員に向いてないかも」と感じることが多いかもしれません。
私も何度か正社員で働いていましたが、長期的に働くのは難しかったです。
そこで、この記事では、HSPが正社員は向いていないと感じる理由と、対処法について解説します。
HSPが正社員は向いてないと感じる理由
HSP気質の人が正社員は向いてないと感じる理由として、次の3つがあります。
濃厚な人間関係
正社員として働くと、人間関係が濃くなりがちです。
同じ職場で長期的に同じメンバーと仕事をすることになるので、チームワークの重要性が高くなり、ランチや飲み会などの付き合いも多くなる傾向があります。
とはいえ、HSPは、他人の感情に敏感になり、些細なことをいちいち気にしてしまったり、ちょっとしたことで傷ついてしまったりするところがあります。
そのため、濃い人間関係により疲れやストレスを感じやすく、正社員の仕事は向いていないと感じてしまいます。
フルタイム勤務がきつい
正社員で働く場合、「フルタイム勤務がきつい」と感じることもあるでしょう。
HSPは刺激に弱く疲れやすいところがあるため、フルタイムで長期的に働くのはつらいと感じることがあるかもしれません。
「もっとゆるく働きたい」といった願望をもつようになり、フルタイム勤務で働く正社員は向いていないと感じることもあるでしょう。
責任が重い
正社員だと責任が大きくなるため、プレッシャーになることがあります。
完璧主義に陥って疲れてしまったり、人間関係や業務に疲れてストレスが溜まっても「簡単に休めない」「簡単に辞められない」ことで悩んだりすることがあるかもしれません。
また、自分にとってストレスや負担がかかっていても、無理して頑張って疲弊してしまい「正社員は向いていない」と感じてしまうこともあるでしょう。
HSPにおすすめの正社員以外の働き方
「正社員に向いてない」と感じたなら、正社員以外の働き方を検討するのも一つの方法です。
正社員でなくても働くことはできますし、収入を得られる方法はいくつもあります。
HSPにおすすめの働き方として、次の2つがあります。
派遣社員
「正社員が向いてない」と感じるHSPは、派遣社員として働くのがおすすめです。
派遣社員なら、自分に合った仕事内容や勤務条件にマッチする仕事を選びやすいです。
「週4日」「1日6時間」など、フルタイムではないも多くあるので、自分が働きやすい条件の仕事を選んで、ゆるく働くこともできます。
フリーランス
HSP気質の人には、フリーランスもおすすめの働き方です。
フリーランスとして働けば、一人で仕事ができるので、外部からの刺激や人間関係のストレスを避けられます。
好きな場所や時間に作業してマイペースに働きたい場合には、フリーランスが向いています。
なので、
- 営業したくない
- 仕事だけに集中したい
などの場合は、派遣のほうが働きやすいでしょう。
もしくは、「派遣(時短勤務)+フリーランス」といった働き方もおすすめです。
正社員が向いていないと感じたときの対処法
正社員が向いてないと感じたときには、次の行動を実践してみましょう。
非正規雇用の転職を検討する
正社員が向いてないと感じたときには、非正規雇用での働き方を検討しましょう。
派遣社員のほかにも、契約社員やアルバイトなど、正社員以外の働き方はたくさんあります。
非正規雇用での仕事なら、責任も正社員より軽くなりますし、週4日、1日6時間などの短時間勤務の仕事も選びやすいです。
副業をはじめる
仕事と並行して副業をはじめるのもおすすめです。
副業をはじめれば収入を増やせるだけでなく、副業で実績を積むことで、いずれ副業を本業にして会社を辞めるという選択肢ができます。
そうすれば、フリーランスや起業をして雇用されずに生きていくことも可能です。
人間関係のストレスや外部からの刺激を避けて、自分らしい働き方ができます。
スキルを身につける
将来的な転職や起業のために、スキルを身につけておくのも役立ちます。
自分が興味のある分野の知識やスキルを身につけておけば、働き方の選択肢を増やせるようになります。
正社員に無理してこだわらなくてもよくなりますし、起業して雇用されずにマイペースに働くことも実現できる可能性もあるでしょう。
まずは、これまでの経験と自分の好きなことや得意なこと、世の中のニーズがあることを照らし合わせて、どんなことができるか考えてみるところからはじめてみるのがおすすめです。
まとめ
HSP気質の人は、疲れやすくフルタイムがきついと感じたり、人間関係や仕事の責任の重さがストレスになりやすかったりして、正社員に向いていないと感じることが多くなりがちです。
正社員に向いていないと感じたときには、他の働き方を探してみるのも一つの方法です。
すぐに転職が難しい場合は、副業をはじめてみたり、新しいスキルを学んでみたりしておけば、将来の備えになります。
まずは自分がやりたいこと、できることからはじめてみましょう。