アロマテラピー検定は初心者から合格を目指せる、アロマが好きな人に人気の資格です。
とはいえ、アロマテラピー検定は、独学でも受かるかどうか心配している人もいるのではないでしょうか。
私は、いきなり1級から受験し、2ヶ月ほどの独学で合格しました。
独学でも問題なく合格できますよ。
そこで、この記事では、アロマテラピー検定1級に独学で合格するための勉強法やテキストについて解説します。
アロマテラピー検定とは
アロマテラピー検定とは、内閣府に公益認定された公益法人AEAJが主催する資格で、2級と1級があります。
アロマの使い方や精油の特徴などを学び、自分自身や周囲の人のケアなどを目的にアロマの理解度を高めるための検定です。
アロマテラピー検定の合格率
アロマテラピー検定の合格率は、公式サイトによると「約90%」とかなり高い数字です。
また、1級は出題が70問で合格基準は「正答率80%」、つまり56問が正解なら合格となります。
とはいえ、それほど難解な問題が出るわけではなく、比較的合格しやすい資格と言えます。
学習に必要なテキスト・教材
試験対策の学習に必要なテキストや教材は、「公式テキスト」と「公式問題集」(1級・2級併用)です。
また、実際に香りを嗅いでどの精油かを回答する実技試験があるので、その対策に精油セットを用意しておく必要があります。
この二つとを揃えれば、独学で問題なく合格できます。
アロマテラピー検定1級の出題範囲になっている精油は17種類です。
すべての精油を一つひとつ用意するとけっこうな金額になってしまいますが、種類の精油が少量ずつセットになったものがあるので、試験の対策にはそちらを購入すると便利です。
私は、精油だけでなく、公式テキストと過去問がすべてセットになったものを購入しました。
セットで購入すれば、必要なものがまとめてそろうのでおすすめです。
アロマテラピー検定1級に合格するための勉強法
アロマテラピー検定1級に合格するために、次のステップで勉強するのをおすすめします。
私は次のステップで勉強し、日によって15分〜1時間前後の学習を2ヶ月ほど続けて合格できました。
テキストの内容を理解する
まずは公式テキストをひととおり読んで、内容を理解します。
テキストでは、身近な生活に活用できる知識も学べるので、アロマが好きな人は楽しく読める部分が多いです。
法律に関することや歴史に関することなど、暗記が必要なものもありますが、全体的にそれほど難しいことは書かれていないので、抵抗なく学習を進められるでしょう。
問題集で過去問を解いていく
ひととおりテキストの内容が理解できたら、1つずつ練習問題を解いていきます。
試験は問題集と同じような形式で出題されるので、1つずつ問題を実際に解いてみて、どんな問題が出るのかの傾向を把握することが大切です。
そして、問題の傾向と、現時点での理解度を把握します。
それによって、
- どんなところが理解できているのか
- どんなところが理解が弱いのか
がわかるので、今の立ち位置を知りながら学習を進められます。
間違えたところを復習する
過去問を解いて、間違えたところがあったら、一つひとつテキストを見ながら復習して知識をアップデートしていきます。
ここでまた理解が進んだら、別の問題を解く、という流れで進めるのがおすすめです。
完璧だと思っても、理解や暗記が追いついていないものがあることがわかるので、その都度復習しながら、知識を確実に身につけられます。
暗記が必要なところをリストアップする
暗記が必要なものは、一覧でリストアップしてまとめておきましょう。
メモやスマホなど、いつでも見れるところに保存して、スキマ時間に見られるようにしておくとよいです。
内容をアウトプットすることで、自分の記憶に残る効果も期待できますし、何度も気になったときに見返すことで、段々と覚えられるようになります。
香りのイメージを自分の言葉でアウトプットする
実技試験では、実際の精油の香りからどのアロマかを見分ける問題が出題されるため、香りを嗅ぎわけられるようにしておく必要があります。
一つひとつ精油の香りを嗅いで、どんな香りかを自分の言葉でメモに残していきます。そうすることで、「何となくこれかも」といったぼんやりした感じではなく、具体的にどんな香りかが自分のなかで印象に残るようになります。
なかには、ペパーミントやスペアミント、ユーカリ、など、似たような香りで嗅ぎ分けが難しいものもあるため、実際に嗅いでみて似たような香りだと感じたものは、香りの違いをアウトプットしながら、自分の中で違いを明確にするようにするとよいです。
まとめ
アロマテラピー検定1級は、独学でも合格できます。
そのために必要なのは、公式テキストと過去問、精油セットだけです。
まずはテキストを読んで知識をインプットし、過去問で理解度チェック、アウトプットしながら定着させるという流れで無理なく学習できます。
アロマテラピー検定を取得したい人は、ぜひこの記事を参考に勉強をはじめてみてください!